この記事では、独特な絵と音楽、遊ぶほどに深みのあるゲーム性が癖になるボードゲーム『Tichu』のアプリを紹介します。
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- 『Tichu(ティチュー)』の概要
- 『Tichu(ティチュー)』のルール
- 『Tichu(ティチュー)』のプレイ画面
- 『Tichu(ティチュー)』の攻略法
- 『Tichu(ティチュー)』の感想
- 『Tichu(ティチュー)』の製品情報
こんにちわ!今回紹介するのはこちらの『Tichu(ティチュー)』です!
『Tichu(ティチュー)』の概要
日本語ルールブックにはこのように書いてありました。
『6億4200万人の中国人が、毎日のようにティチューをプレイしています!』
すでにうさん臭さが出ているところがとても良いです(笑)
さらに”孔子廟にあるお土産屋の奥の部屋で、いくつかのルールをChuangさんなる中国人に教えてもらい、それを基に4つのルールを発見した”とあります。
なんとこれらすべてが嘘なんですよ
現地の人から教わった中国の伝統ゲームという体で、1991年にスイス人の方が作ったそうです(笑)
ドイツでは熱狂的なファンが多いらしく、僕としては是非日本でも流行ってほしいです。
『Tichu(ティチュー)』のルール
プレイ人数は4人のみ。2ずつのチームに分かれて戦います。仲間が集まらなくてもアプリならCPUがいるから大丈夫!!
相手よりも早く、手札を使い切ることが目的です。その際に得点を得ることができますが、その得点を早く目標までためたチームの勝利となります。
カードの種類
数字カードが2~10までの9枚とジャック(J)、クイーン(Q)、キング(K)、エース(A)の計13枚です。強さは数字の通りで2からエースまで順に強くなります。
それが4スート(星・塔・玉・剣)分あって52枚
トランプとは模様が違うのが面白いですね。いかにも中国ぽいチョイスもぐっときます(笑)
さらに特殊カードが4枚(犬・龍・鳳凰・麻雀)あって計56枚のカードを使います。
ゲームの流れ
①プレイヤーはまず8枚の手札を受け取ります。ここで『ラージティチュー』を宣言することができます。
その後、残りの手札6枚が配られ、14枚の手札でスタートします。
②プレイヤーは手札から3枚を選び、他のプレイヤーに1枚ずつ渡します。(つまりほかのプレイヤーと1枚ずつ手札を交換することになります。)
③”麻雀”のカードを持っているプレイヤーが最初にカードを出せるプレイヤー『リードプレイヤー』となります。出し方は様々あるので後述します。
④時計回りに次の人から順番に、パスをするか、カードを出していきます。
カードの出し方はリードプレイヤーと同じでなくてはなりません。例えば2枚で出したなら同じように2枚のカードをだすこと。なおかつ前の人よりも強い数字で出す必要があります。
【カードの出し方】
シングル、ペア、トリプルに加えて
フルハウス・・・2枚3枚の組み合わせ(3枚組のカードの数字を手札の強さとする)
ステアー・・・数字の連続したペアを二組以上(上限なし)
ストレート・・・5つ以上の連続した数字のカード(スートはバラバラでもよい。一番強いカードの数字を手札の強さとする)
ボム・・・同じ数字を4枚だす。または同じスートのストレート
一度パスをしたプレイヤーも次の手番にカードを出すことができます。※大富豪と違うので注意
カードを出して手札を使い切ったら、アガリとなり一時ゲームから抜けます。その時に上がりのカードはそのまま場に残ります。※大富豪と違うので注意
⑤三人連続でパスをした場合は、最後に出したプレイヤーが勝利となります。場に出ているすべてのカードを獲得し、新しいリードプレイヤーとなります。
※この時のカードの獲得とは手札に加えることではないので注意
⑥どちらか一方のチームの2人がアガリになったら、得点を計算します。まず最後まで残ったプレイヤーは手札と⑤で獲得したカードをすべて相手チームに渡します。その後、各チームは獲得した得点を合計し、今までの得点に加算します。
点数は以下の通りです。
【カードの得点】
●5のカード・・・各5点
●10とKのカード・・・各10点
●龍・・・25点
●鳳凰・・・マイナス25点
●そのほか・・・0点
もしも1位と2位を同じチームが独占した場合、そのチームは200点を得ます(その場合はカードの得点を考慮しません)
⑦どちらかのチームが1000点以上になるまで続けます。
ボムの特殊ルール
通常カードを出せるのは自分の番だけですが、”ボム”だけは他の人の手番に割り込み、リードプレイヤーの出し方も無視して出すことができます。
これが行われた場合は割り込んだ次の人から再開し、パスするか、出されたボムより強いボムを出すかとなります。
ボムの強さは組み合わせと数字によって決まります。以下の表の下に行くほど強くなります。
【ボムの強さ】
●2を4枚
●9を4枚・・・数字が強い
●同じスートの23456・・・数字に関係なく4枚よりストレートの方が強い
●同じスートの56789・・・数字が強い
●同じスートの234567・・・数字に関係なく枚数の多いストレートの方が強い
特殊カードの効果
犬(DOG)カード
最初にカードが出せるリードプレイヤーのときのみ単独で出すことができる。これを出すことでパートナーにリードプレイヤーの権利を譲渡することができます。
(パートナーがすでに上がっていたら次の人になります。後述しますが”ボム”で割り込まれることはありません)
龍(Dragon)カード
単独でしか出せません。Aよりも強い、シングル最強のカードです。ただし、このカードを使ってカードを獲得した場合、それらのカードを相手チームのどちらかの人に渡さなくてはなりません。ただし、このカードを出した後さらにボムを出して勝ったならば、そうする必要はありません。
鳳凰(Phoenix)カード
ワイルドカードです。特殊カード以外ならどんなカードとしても利用できます。ただし単独で出された場合は、直前に出されたカードより0.5だけ大きい数字とみなします(最初に単独で出された場合は「1.5」の数字カードとみなします)。例えば8の直後にこれが使われたなら「8.5」の数字カードとみなされるので、次の人は9を出す事が可能なわけです。また、このカードでは龍には勝てません。単独のAには勝てても次に龍を出されたら負けますし、龍の次に出すことも不可能です。さらにこのカードを使って「ボム」を作ることも出来ません。
麻雀(Mah-Jong)カード
単に「1」カードとも呼びます。このカードを持つプレイヤーが最初のリードプレイヤーになります。このカードは「数字カードの1」とみなされ、単独あるいはストレートの一部として使用することが出来ます。 また、このカードを出したプレイヤーは、2~10の数字・J・Q・K・Aの中から1つ指定することが出来ます。次のプレイヤーは、もし手札に指定されたカードを持っていたなら必ず出さなくてはいけません。指定されたカードがない、または指定されたカードをリードプレイヤーの出した組み合わせで出せない、といった場合だけ、この制限を無視することが出来ます。ただしボムとして使えば出せるという場合は、ボムとして出さねばなりません。この制限は、誰かが指定されたカードを出すまで有効となります。
『ティチュー』宣言について
もし1位でアガリになる自信があるならば、「ティチュー!」と宣言することができます。宣言は、手札が14枚であるうちは(つまり、手札からカードをプレイする直前まで)いつ行っても構いません。手札を3枚交換する前に行っても構わないです。
もしティチューと宣言したプレイヤーが1位でアガリになったなら、そのプレイヤーのチームは従来の点数とは別に100点のボーナス点がもらえます。ただし、もし1位になれなかったら、ペナルティとしてそのチームは従来の点数とは別に100点がマイナスされてしまいます。
さらに、最初に8枚配られた段階で勝てそうだと思ったならば「ラージ・ティチュー」を宣言することもできます。これは「ティチュー」宣言とほとんど効果が同じですが、ボーナス点が200点、ペナルティがマイナス200点、とティチューよりハイリスク・ハイリターンとなっています。
『Tichu(ティチュー)』のプレイ画面
最初の画面です。全国のオンラインプレイヤーと戦うこともできるマルチプレイモード、フレンドモード、さらにCPUとも戦えます。充実していますね😊
今回はCPUと対戦するので”Play Tichu!”を選びます。
まずはカードが8枚配られます。”Grand Tichu”する場合はこのタイミングで!
残りの6枚をもらってカード交換に移ります。仲間がアガってもポイントが入るため、仲間にはそこそこ強いカードを渡します。相手にはもちろんへぼいカードをプレゼント(笑)
それぞれから交換にカードをもらってプレイ開始です!
”麻雀カード”は数字の1を表しています。CPUがいきなりエースを出してきました。
CPUはこのようなゲームの妙味を味わわないプレイをよくします😅
”パス”をすると3カウントが始まります。
相手が2枚出してくればこちらも合わせて2枚だす必要があります。8のペアで”リードプレイヤー”の権利を獲得しました。
画像のように2345の組み合わせでは出せません。ストレートの状態になっている必要があるため1枚足りないのです。
CPUがドラゴンカードを出しました。これは単体最強なので、ボムでしか倒せません。
このラウンドは最終的に私が取りました。
続けて仲間のCPUが2位でアガリました。ボーナス点として200ポイントが入ります。すぐさま次のラウンド開始です。
仲間のBeckyさんがTichuを宣言しました。一番先にアガれる自身があるということです。
達成できればボーナスが100点入ります。と同時に私も2位抜けしたため追加で200ポイント
合計300ポイント獲得で総得点数は一気に500点に🙏
順調にアガリをとっていきます。CPUは単調で分かりやすいので最初の練習にはオススメです。
麻雀カードは画像ように次に相手が出すカードを指定することができます。持っていれば出さなくてはなりません。
残念ながら狙いを外し、仲間が出す羽目に(笑)
仲間が今度はGrand Tichuを宣言しました。好戦的ですね🤩
勝てば200ポイント、負ければ200ポイント!
ハイリスクハイリターンな戦法です。残念ながら負けていました。なかなかやらかしてくれますね(笑)🤔
ポイントが減って500台に戻りました。
この犬のカードは仲間に最初に出す権利を譲渡できるカードです。このような特殊カードの存在がこのゲームの奥深さを演出しています。
ストレートは割と対応できる可能性があります。これを返せると相手の勢いをつぶすことができますが、自分の手がいちじるしく弱くなる場合は無理せずに
3枚目の画像のような2枚のペアを連続でつなげて出すやり方。”ステア”といいますが、これはまぁ返すのは難しいです🤤
さらに最後のボムは強烈!K以上の4枚かストレートフラッシュが必要です。
最も最強のボムです。
これを返せることがほぼないといっていいでしょう。
試しに出してみましたが残ったカードが非常に悪く。もう詰んだといっても過言ではないです。(笑)
それではラストラウンドです!
仲間がGrand Tichuを宣言しました!ちなみに相手も宣言しています。
ガチンコの殴り合いです🤤
仲間がおそらくめちゃ弱いカードを最後に残してフリーズしました。
でも僕の手札には犬がいます。仲間にリードプレイヤーの権利を譲渡することでアガらせることに成功しました!!
これで合計1000ポイント獲得によりチームの勝利となります。
『Tichu(ティチュー)』の攻略法
まず知っておかなくてはならないのは大富豪とは出せるカードの組み合わせが違うということです。
ポーカーのような出し方が追加されているため、一発で相手全員にパスさせる手が狙える半面、単体のカードだけになると手出しできない場合があるという点です。
またまとめだしを狙いすぎて手札をいつまでも持っていると、すっと上がられてしまうこともあります。
大富豪のように相手が出したカードを覚えておき、手札を予想することが上達のコツです。
確率を制することが最も大事なのです。
また忘れてはいけないルールは最後の一枚を出したプレイヤー、その時のカードが場に残るということです。
自分の前のプレイヤーが上がるのを待って、それに乗じてアガルという大富豪のようなやり方ができませんので注意!
さらに特殊カードの出すタイミング、ボムの使い方などもやりながら覚えていきましょう!
『Tichu(ティチュー)』の感想
これは面白いゲームだと思いました。
中毒性があるといわれるこのTichuですが、間違いないです。
やればやるほど奥深く、まだまだ日本ではマイナーゲームであるという魅力と独特の音楽にやられました🤩
『Tichu(ティチュー)』の製品情報
カードゲームとしてのTichuはAmazonで購入することができます。(意外と安くておすすめ)
詳しくはこちら→Tichu
このゲームはちょっとはまってしまったので今後もちょくちょくプレイ日記を上げていきたいと思います。
では失礼します🙇
では失礼します。